イースターエッグゲーム-日記-

場所:Twitter グループDM
ゲーム期間:2017年4月10日~12日

 

初ディーラーとなる、ぽいむさん(https://twitter.com/takapachi_pad)主催のライアーゲームに参加してきました(´∀`)

TwitterのGDMを利用したライアーゲームに参加するのはこれが2回目。(しかも、初参加のゲームは1日目で負債なしの負け抜け)

はてさて、どうなることやら・・・

 

ルール読解

 そもそも、イースターエッグって何(´・ω・`)?

たまごに奇抜なデザインを描くことぐらいしか知らなかったけど、どうやらそれだけじゃないらしい。

元はキリストの復活祭で、イースターの日(今年は4月16日)に生命の誕生を意味するタマゴを使った遊びを行うのが特徴とのことで。

今回は、子供たちがタマゴを隠し、別の子供たちが隠したタマゴを探す遊び「エッグハント」を模したゲームを行う。

 

ゲームは以下2つピリオドを1ターンとし、3ターン行われた。

■Fill period

いわゆる、埋めるターン。

1ターンに1度だけ、1~7の穴から好きな場所を選んで、好きな種類のタマゴを埋める。

ただし、タマゴを所持している場合は必ず埋めなければならない。

■Hunt period

いわゆる、掘るターン。

1ターンに1度、1~7の穴から好きな場所を選んで、穴を掘る。

 掘り起こした場所にタマゴがあれば、埋めた場所の数字×タマゴの価値に応じたマネーを埋めたプレイヤーから奪う。

 

埋めるのも掘るのも早いもの順。(ただし、予約投票は可能なので、投票締切時間に張り付く必要はあまりない)

タマゴは3種類のタマゴがそれぞれ1個ずつ配布された。

・金のタマゴ:1000万相当

・銀のタマゴ:500万相当

・ニセモノタマゴ:-500万相当

タマゴはあくまで埋めた場合の価値であり、所持しているだけではマネーには換金されない。

また、タマゴとタマゴの交換、タマゴとマネーの交換は可能。(ただし、譲渡、契約は禁止)

更に、ゲーム終了まで掘られていないタマゴが存在した場合は、特別ボーナスとして埋めた場所の数字×タマゴの価値×2のマネーがディーラーから支払われる。

 

狙うべきは当然、ゲーム終了まで掘られないことで得られる特別ボーナス

というのも、このゲーム、掘るという行為を読むのが意外と難しいΣ(゚Д゚|||)

価値が違うとはいえ、穴は1~7とそれなりに幅広く存在。

埋めるタマゴは、掘れば得をする金と銀のタマゴと、掘ったら損をするニセモノタマゴ。

更に、埋める穴は0.5単位で存在するため、この辺りに気付いてる人と気付いていない人で埋め方が大きく変わってくる。

協力関係を作るにもデメリットが大きすぎて無理なので直接聞き出すことも難しく、心理的に見るにも流石に読み切れる自信はないかなぁ・・・(´・ω・`)

読み切れないということは、多少なりとも運が必要。

ただ、自分は自他共に認める運の悪さなので、少なくともこのゲームでは「掘らない」に徹するべきだな(´Д`)

 

そこで目をつけたのが、交換のルール。

埋めるタマゴが同じ色なら複数埋められるというルールを利用して、同じ色のタマゴをなるべく多く集めれば、全てのタマゴが掘られてしまうという心配が減る。

更に、金のタマゴと銀のタマゴ×2個は価値が同じであるため、1回だけならディーラーが交換してくれるとのこと。

なるほど、これは銀を集めれば、自分の計画通りに事は進みそうかな。

 

 1日目

 まずはディーラーに、所持している金のタマゴ1個を銀のタマゴ2個と交換してもらう。

このまま速攻で銀を3個埋めて、2日目にニセモノタマゴを上に被せて最終日まで待ってても勝てそうだけど、せっかくなので他プレイヤーと交渉もしていこう(´∀`)

 

「 銀のたまごを2000万で買い取るよヽ(・∀・)ノ
売ってくれる人いたらDM作って声かけてね(´∀`)」

 

個数は増えれば増えるほど最終的に残る可能性も高くなる。

更に銀は既に3個あるから、4個目はそうそう掘られることはないので、ここで買ったタマゴを7に埋めた場合を想定すると7×500万×2=7000万の価値がある。

他のプレイヤーにとっては掘られてマイナスになる危険性もあるタマゴだけど、自分にとっては2000万なんて安い安い(´∀`)ハハハ

 

ただ、この交換が思ったより難航(´・ω・`)ショボーン

初日に銀を埋めたい自分としては、埋めるのが遅くなるほど掘られる危険性も出てくるため、交換が出来そうにないなら切り上げてさっさと埋めたいんだけど・・・

昼過ぎぐらいに、ようやく参加者の1人であるもみじさんからDMが飛んできた。

 

しかし、ここで想定外の事態が発生Σ(゚Д゚|||)

この交換というルール、片方のプレイヤーが交換内容を提示し、もう片方のプレイヤーがそれを受理した場合に成立するわけだが、この受理のタイミングはいつでもいいらしい。

しかも、一度交換内容を提示してしまえば、交換の取り消しは不可能。

つまり、自分が銀を2000万で交換すると提示したとして、相手が最終日の埋めるターン終了ギリギリに受理した場合、自分は無条件で相手に2000万を譲渡するのと変わらない(所持しているだけではタマゴはマネーに換金されない)ということ((((;゚Д゚)))))

これは、自分からは交換提示できないし、相手も気付いてたら交換出来ないかも・・・

 

仕方がないので交換提示をもみじさんのほうからお願いしたいと言ってみると、やっぱり何か疑っている感・・・

交換する額ももみじさんが提案してきた2500万に上げてもいいと言ってるのに、話を逸らされて本題に入れない。

20時を過ぎ、もう交換しないで投票を済ませる方向へ路線変更しようかと考え始めたとき、もみじさんの思考が別の方向に変わり始めた。

 

「仮に5000万で全たまごを売れば獲得マネー5000万に確定と」

 

これは、もしかして全タマゴを5000万で売りたいのかな(´・ω・`)?

でも、この提案には乗れない。

金のタマゴ1個が銀のタマゴ2個に交換できるのは1人1回限り。

更に、ニセモノタマゴは掘る場所が読みにくいこのゲームで、むしろ捨てたいぐらいだ。

自分の中では、銀のタマゴ1個より価値のない交換だなぁ・・・

 

ただ、ここである思惑が生まれる。

逆に、自分がもみじさんに全タマゴを交換したらどうなるんだ?

自分は既に金のタマゴを銀のタマゴに交換済み。

更にもみじさんに金が銀に交換できることを教えれば、もみじさんは銀のタマゴが6個になるということで、これは下手しなければ4億以上稼げる計算。

自分はタマゴを全て売れば投票不要だから、売った金額がそのまま賞金になる。

お互い負債なしでゲームを終わらせることができる・・・!

お互いにとって、これほどお得な交渉もないんじゃないか・・・!?

 

もみじさんから自分が全タマゴを買ったらいくらになるか聞かれたので、1億を提示した。

色々知ってる自分からしたら、1億なんて安い安い(´∀`)ハハハ

ただ、残りの3日間を掘られるかもしれない不安と戦わずに過ごせるのなら、やる価値は十分。

それに、銀6個使っての圧倒的勝利っていうのも見てみたいもんね。

 

「自分の知恵を買うと考えたら、安いもんだ(゚∀゚)

どうする?買う?買わない?(´・ω・`)」

 

終わりに

この後もゲームとしては色々あったけど、自分のゲームはここで終わり。

1億稼いだ後は特等席の見学者として雑談を楽しんで、ゲームは終了した。

結局また1日目で終わってるじゃないか!という突っ込みも一部からありそうだが、それが自分らしくていいのかもしれない。

あと、自分から全てのタマゴを買ったもみじさんは、それを利用して初優勝を達成したらしいヽ(・∀・)ノオメデトウ

 

ライアーゲームは信用と裏切りのゲームであり、協力というものに重きを置かれたゲームが必然的に多くなると、前回の日記で話した。

ただ、このゲームにおいては協力関係なんて作れないと、自分はゲーム当初から諦めてしまっていた。

しかし、もみじさんの全タマゴ交換という機転によって、一見協力することがデメリットでしかないと思えるようなゲームでも、発想を転換すればお互いが得をする協力関係は作れることを証明してくれた。

これが、このゲーム中で一番の発見であり、一番のファインプレーだったのではないかと、自分は思っている。